【新苗から育てる】シルクロード/ロサオリエンティス プログレッシオ(栽培記録)

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シルクロード」の新苗を、その年の秋に開花するまで育ててみました。

品種名シルクロード
ブランドロサオリエンティス プログレッシオ
系統シュラブ S
目次

購入商品を6号鉢に鉢増し(2025年4月27日)

新苗は「バラの家」さんから購入。

2025年4月23日に届き、2025年4月27日に鉢増ししました。

6号ロングスリット鉢に鉢増し

鉢増し前

シルクロードの新苗
撮影日:2025年4月27日

鉢増し後

6号鉢に鉢増し後のシルクロード
撮影日:2025年4月27日

新苗ながらも硬く、引き締まった印象。

つぼみはピンチ

つぼみがついていたらピンチします。

ふろり

私は夏剪定が終わるまではつぼみは取り続ける派です。

シルクロードのトゲの様子

シルクロードのトゲ
撮影日:2025年5月4日

やや赤みのある、猫の爪風のトゲが普通にありました。育っていくにつれて、トゲも枝ぶりもフランシスバーネット感が増してきました。

フランシスバーネットの新苗の時の様子は以下の記事をご覧ください。

6号鉢から8号鉢に鉢増し(2025年7月5日)

鉢増し前(6号鉢)

6号鉢に鉢増しして約2か月後のシルクロード
撮影日:2025年7月5日

鉢増し後(8号鉢)

8号ロングスリット鉢に鉢増し後のシルクロード
撮影日:2025年7月5日

フランシスバーネット感のあるシルクロードでしたが、8号鉢に鉢増しする頃は比較的コンパクトで、自立したシュラブにもできそうな感じで育っていました。

夏剪定(2025年8月23日)

2025年8月23日に夏剪定しました。

夏剪定は9月に入ってから行う品種も多いのですが、新しい品種を育てるときは早咲きか遅咲きかわからないので、私は8月下旬に夏剪定をすることにしています。

夏剪定前(8号鉢

夏剪定前のシルクロード
撮影日:2025年8月23日

夏剪定後(8号鉢)

夏剪定後のシルクロード
撮影日:2025年8月23日

夏剪定前の高さは、一番高い所で、約90cmでした(鉢の高さも含めて)。

夏剪定後の高さは、一番高い所で、約80cmでした(鉢の高さも含めて)。

枝が暴れず、まとまり良く育っており、込み合っている枝を透かしたり、枯れている枝を切って夏剪定は終わりにしました。

10号鉢へ鉢増し

夏剪定から約一か月が経ち、シルクロードの水切れが目立つ様になりました。

夏剪定後(8号鉢)

夏剪定後のシルクロード
撮影日:2025年8月23日

夏剪定から約二か月後(8号鉢)

夏剪定から約一か月後のシルクロード
撮影日:2025年9月24日

2025年9月30日に8号鉢から10号鉢へ鉢増しを行いました。

10号鉢へ鉢増し後のシルクロード
10号鉢へ鉢増し後
撮影日:2025年9月30日

10号鉢へ鉢増しする際には元肥も入れ、追肥を忘れるくらいならば、今日あげた方がいいと思って、10月分の追肥も施しました。

元肥も追肥も「プレミアムローズセレクションオーガニック肥料」を使用。
2025年9月30日施肥。8号鉢から10号鉢への鉢増し時。
元肥…30㏄スプーン6杯
追肥…30㏄スプーン3杯(10月の分)

土はバラの家さんの「極上バラ栽培土のもと」に、我が家で赤玉土(小粒)を加えた土を使用しました。

ふろり

極上バラ栽培土のもと」はオデュッセイアの写真の袋のヤツです。

2025年の7月からバラの家さんの土や肥料を使用し育てているのですが、10号鉢への鉢増しの際に元肥を入れるか、追肥を施すか悩んだので、今回は特別にブログに施肥の量を記録しました。

秋バラ開花

開花期間…2025年11月12日~11月中旬時点で雪囲いをしたいのに開花中

夏剪定後(8号鉢

夏剪定後のシルクロード
撮影日:2025年8月23日

秋の開花(10号鉢)

秋のシルクロード
撮影日:2025年11月12日

11月中旬になって、今シーズンギリギリでシルクロードが開花しました。

秋になって、どんどん枝が伸びて、一気にシュラブっぽくなりました。

私なりに頑張って撮影のために支柱に誘引しましたが、トゲが痛いのでなるべく誘引しないで済む仕立てにしようと思いました。

花色

シルクロードは渋みのあるオレンジで、私は和風に感じました。色はオレンジなんですが、質感がつや消しの漆っぽい感じがしました。

秋のシルクロード
撮影日:2025年11月15日

特にこげ茶にシルクロードのオレンジは似合うと思いました。

秋のシルクロード
撮影日:2025年11月12日

香り

シルクロードの香りは甘く、優しい香りでした。「元気いっぱい!のフルーツ香」というよりは、「落ち着いたフルーツ香」でした。

私にはティー系の香りも感じられたのですが、そのせいなのか、香りにも渋さを感じました。

地植えに

2025年11月15日に地植えし、オベリスクに誘引しました。

ぶしゅら

俺がね!

地植えにしたシルクロード
撮影日:2025年11月20日

ぶしゅらが10号鉢から苗を出す様子を見ていたのですが、鉢から出すのが大変そうでした(他人事……)。

9月30日に鉢増ししてまだ約一か月半しか経っていないのに、土が根で真っ白になっていました。

ふろり

シルクロードを10号鉢とか12号鉢で育てて用土替えするのは、私には無理そうだ……地植えにしてよかった……

りっと

ふろりちゃんは貧弱だからね♪

あるばぁ

私の方が肥料袋持てるわ!

つるお

ちゃんとご飯食べないとダメだぞ!

ある程度土が出来ている所に地植えにしたので、元肥料は入れませんでした。

元肥が少ない可能性もありますが、足りなかったら来年の春以降、一番花が咲いてから様子を見て肥料をあげるつもりです。

さいごに

シルクロードは私が想像していたよりも、花色にも香りにも渋さのある、控えめで品があるバラでした。

夏剪定をしてから秋に花が咲くまで時間がかかったので、シルクロードの花を晩秋に見ることになりましたが、モミジが紅葉する時期にぴったりの花色でした。

今年の秋は数輪しか花を見ることが出来なかったので、来年の春の開花が楽しみです。

シルクロードジュールヴェルヌの隣に植えようと思っていたのですが、いざ開花してみるとしっかりしたオレンジだったので、ロビンの隣に植えることにしました。

ジュールヴェルヌ

秋のジュールヴェルヌ
秋のジュールヴェルヌ
撮影日:2024年10月14日

ロビン

春のロビン
春のロビン 撮影日:2025年5月24日

ベンウェザースタッフエクリュなど、アプリコット色、クリーム色の花壇に植えるのではなく、

ベンウェザースタッフ(左)とエクリュ(右)の春の開花
(左)ベンウェザースタッフ (右)エクリュ 撮影日:2025年6月4日

ライフアルゴノーツなどのオレンジのバラが多い花壇に植えることにしました。

アルゴノーツ

春のアルゴノーツ
春のアルゴノーツ
撮影日:2025年6月12日

ライフ

秋のライフ
秋のライフ
撮影日:2025年10月24日
ふろり

茶色の壁を背景にして、オレンジのバラとかと合わせるといいかもです。アジアンな感じ?

オレンジや明るい赤などのバラは、私はあまり好きではありませんでした。

もともとは深紅のバラやクリーム系のバラが好きで(今でも好きなのですが……)、
近年の暑い夏に深紅のバラやクリーム系のバラが咲くと、暑苦しく感じてしまう時があります(秋はいいんですが、近年は春の一番花の季節も暑苦しいと思う時があるくらい暑い)。

東南アジアのリゾート風の発色のバラの方は暑い夏に似合って、暑苦しい感じがしなくていいなと思います。

今後は、夏に合う花色かどうかも少し気にして品種を選んでみようかと思います。

ふろり

深紅のバラもクリーム系のバラのバラも結局は買っちゃうんでしょうけど!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回はこれで終わります。ではまたまた~。

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