「ウンディーネ」の新苗を、2026年の秋に開花するまで育ててみました。

| 品種名 | ウンディーネ |
|---|---|
| ブランド | ロサオリエンティス ノヴァ |
| 系統 | フロリバンダ F |
購入品を6号鉢へ鉢増し
新苗は「バラの家」さんから購入。
2026年4月29日に届き、4月30日に鉢増ししました。
6号鉢へ鉢増し(2026年4月30日)
購入品

鉢増し後(6号鉢)

枝が途中で分岐していました。
第一印象は、「華奢で細い」でした。
枝が細い上に、節間が長めで、間延びして見えました。
さらに、トゲが少ないせいか、ナヨナヨした感じがしました。
ふろりこれは慎重に扱わないと!
鉢増しをした後、もともと使用されていた黒いビニールの針金に加え、家にあった麻ひもで支柱に縛りつけました。
つぼみはピンチ
つぼみがついていたので取りました(ソフトピンチ)。
ソフトピンチ前


撮影日:2026年4月30日
ソフトピンチ後


撮影日:2026年4月30日
撮った後のつぼみ


撮影日:2026年4月30日



私は夏剪定が終わるまではつぼみを取り続ける派です。
トゲの様子


やや赤みのあるベージュっぽい、細長いトゲが、少なめについていました。
上の方に行くほど、さらにトゲは少なくなる感じでした。
6号鉢から8号鉢へ鉢増し(2026年6月27日)
2026年6月27日に6号鉢から8号鉢へ鉢増ししました。
ウンディーネは少しうどんこ病にかかっていたので、ハダニの予防も兼ねて、8号鉢への鉢増し時に枝を軽く透きました。
鉢増し前(6号鉢)


鉢増し後(8号鉢)


(8号鉢へ鉢増し後:鉢も含めて、一番高い所で、約70cm)
ウンディーネは、まだ6号鉢のまま管理できそうな気もしましたが、
根が回りすぎて、苗を鉢から取り出せなくなるのが心配だったため、8号鉢へ鉢増しすることにしました。



根はしっかり回っており、鉢増し適期でした!
今まで購入した新苗の中で一番弱々しく、ちゃんと育つか心配でしたが、
8号鉢への鉢増し前にはベーサルシュートも発生し、「ここまで来れば一安心」というレベルまで成長しました。
夏剪定(2026年8月22日)
2026年8月22日に夏剪定しました。
夏剪定は9月に入ってから行う品種も多いのですが、新しい品種を育てるときは早咲きか遅咲きか分からないので、私は8月下旬に夏剪定をすることにしています。
夏剪定前(8号鉢)


夏剪定後(8号鉢)


夏剪定前の高さは、一番高い所で、鉢の高さも含めて、約85cmでした。
夏剪定後の高さは、一番高い所で、鉢の高さも含めて、約75cmでした。
ウンディーネは夏剪定をしていて困ることはありませんでした。
秋バラ開花
開花期間…2026年9月18日~10月18日
夏剪定後(8号鉢)


秋の開花(8号鉢)


夏剪定後の高さは、一番高い所で、鉢の高さも含めて、約75cmでした。
秋の開花時の高さは、一番高い所で、鉢の高さも含めて、約90cmでした。
花、一輪一輪はめっちゃキレイなウンディーネですが、樹形は何だか「斜に構えた樹形」になってしまいました。
つぼみ




ウンディーネはがく割れしたつぼみから見える花弁の色も藤色で、咲き始めからとても美しいバラでした。
花の色と形


花の色は、「藤色らしい藤色」、
花の形は、「ウェーブがかった宝珠弁」、
花の大きさは、「中輪」でした。


(開ききると約8cm。黄色いしべが見える)
一輪咲いただけで、かなり嬉しくなるようなキレイな花で、特に最初に咲いた一輪は朝・昼・夕方と見に行ってしまうほどでした。
香り
香りは、顔を株に近づけて感じる「中香の甘めのティ」でした。
心地よい、落ち着きのある香りでした。
花がとても魅力的なので、香りまで求めていなかったのですが、しっかり、良い香りを感じることができました。
花持ち
ウンディーネの花持ちは良かったです。
特に、花傷みしにくく、花持ちが良いように感じました。
花を切って、家の中で鑑賞したこともあったのですが、
外側の花弁が茶色くなっても、傷んでいる所を取り除けば、まだまだ鑑賞できる感じでした。
とってもキレイな花なので、切り花にした後も手入れをして、最後の最後まで見ていたくなるようなバラでした。



切り花にする時は、株に葉っぱが残るように、枝を短く切った方が良いと思います。
ウンディーネは樹勢が弱いので……。
トゲ
トゲの量は我が家にあるバラと比較して、5段階評価(5がトゲが多い)で、「枝先は1」、「株元は2」くらいでした。



株全体として、ウンディーネは「トゲが少ない」品種だと思います。
うののさららや紫式部ほどではありませんが、トゲが少ないと言われている品種の中でも特に少ない品種だと思います。
「ザ セレスティアル」との比較
私がウンディーネに似ていると思ったバラ、ザセレスティアルとの違いを比較してみました。
| ウンディーネ | ザセレスティアル | |
|---|---|---|
| ブランド | ロサオリエンティス ノヴァ | ロサオリエンティス プログレッシオ |
| 作出年 | 2025 | 2024 |
ロサオリエンティス プログレッシオ…耐病性も樹勢も強く育てやすい。
ロサオリエンティス ノヴァ…耐病性はプログレッシオと同程度だが、樹勢が穏やかだったり、株がコンパクトな割に花付きが良すぎたりするので、プログレッシオを育てるときよりは少しコツがいる。
花の色
ザセレスティアルは「グレーがかった白」で、ウンディーネは「藤色」でした。


撮影日:2026年10月8日
ウンディーネはカタログで想像していた通りの花色で咲いていましたが、
ザセレスティアルは、カタログで見て、想像していた花色より、「白い」バラでした。
香り
ウンディーネは「甘めのティの中香」に対し、ザセレスティアルは「甘めのダマスクの中香」で、香りも違うと思います。
樹形
ウンディーネは「トゲも少なく、細くて柔らかい感じ」ですが、
ザセレスティアルは、「トゲは普通で、枝は細めながらも硬めで、細マッチョな感じ」でした。
ウンディーネ(8号鉢・新苗1年目の秋)


撮影日:2026年10月7日
ザセレスティアル(8号鉢・冬季大苗1年目の春)


撮影日:2026年6月7日



成長段階が違うとは言え、樹形・樹勢も違いがあるねぇ。



「ウンディーネとザセレスティアル、どっちが好き?」と聞かれたら、私はウンディーネの方が好きですね。
ウンディーネの花の美しさがヤバ過ぎて……。



でも、バラの家さんのバラ特性表を見たら、ウンディーネは、
樹勢が弱い、耐陰性が弱い、耐寒性が弱いとあったので、おすすめはしにくいです……。
ザセレスティアルは「弱い」になっている項目は見当たらなかったので、おすすめしやすさならザセレスティアルですね。
ザセレスティアルについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にされてください。
「うののさらら」ともいい感じ!
同じ時期に咲いていた、うののさらら(ブランド:ロサオリエンティス プログレッシオ)と並べて写真を撮ってみました。


撮影日:2026年10月18日



きゃわわわわ~。
ウンディーネは、エリザベート(ブランド:ロサオリエンティス プログレッシオ)やブルームーン(作出国:ドイツ)などの藤色系のバラはもちろん、うののさららともお似合いで、いろいろなバラに合わせやすそうでした。



美人なんだけど、コミュ力がある感じ?



ウンディーネは水の精霊ですからね。柔軟なんじゃない?


撮影日:2026年10月7日
さいごに
ウンディーネはとにかくキレイなバラでした。
あまりにもキレイだったので、「隠して育てたい!」と思ってしまうほどでした。
よその人から、あ~だ、こ~だ言われて、汚されたくない感じがして、
鉢を目立たないところに移動させて、自分だけで鑑賞することにしました。
窓の近くにおいて、洗濯物を畳みながらウンディーネを眺めたり、嵐が来る前には花を切って、家の中で鑑賞したり……。
一輪一輪を大切に、寵愛したくなるような美しさでした。



箱入り娘なんですかね?



ウンディーネは、見せたくないし、触らせたくないし、嗅がせたくない!



ボクのことは、見てほしいし、触ってほしいし、嗅いでほしい!
ウンディーネはバラ園などでワイワイ?キャーキャー?見るよりも、お家でじっくり、こっそり見るのがオススメなバラだと思います。



みなさんも、こっそりウンディーネを育ててみては?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、またまた~。

