2025年版、私がおすすめしたい「ロサオリエンティス 」のバラです。
以前、「私の好きなロサオリエンティス プログレッシオランキング」をアップしましたが、「好きなバラ」とおすすめしたいバラ」は違うなと思ったので、
今回は、我が家で2025年に実際に育てた「ロサオリエンティス (30品種)」の中で、
人から「どんなバラを育てたらいい?」と聞かれたときに、おすすめしたいバラを色別に選んでみました。
(掲載する写真は2024年以前のものもあります)
独断と偏見で、特に善し悪しの項目も作らずに、見切り発車でやってみた企画です。
ふろり「赤バラ・白バラ」、「ピンクのバラ」「紫のバラ」、「オレンジ系のバラ」編に続き、
今回は「アプリコットのバラ」「その他のバラ」編をお送りします。
アプリコットのバラのおすすめは「ジュールヴェルヌ」(コンパクトシュラブ)


アプリコットのバラなら「ジュールヴェルヌ」がおすすめです。
我が家でアプリコットのバラは3種類、
| 品種名 | 樹形 | サブブランド | 栽培年数 |
|---|---|---|---|
| シャンパーニュ | 木立 | プログレッシオ | 新苗から育てて2年目 |
| ジュールヴェルヌ | コンパクトシュラブ | プログレッシオ | 新苗から育てて2年目 |
| ベンウェザースタッフ | 木立 | プログレッシオ | 新苗から育てて2年目 |
を育てていますが、ジュールヴェルヌをおすすめします。
シャンパーニュ(黄色~薄いオレンジ)


撮影日:2024年10月31日
ジュールヴェルヌ(ピンク~アプリコット)


撮影日:2025年11月9日
ベンウェザースタッフ(ベージュ寄りのアプリコット)


撮影日:2025年5月30日



写真だけ見ると、ベンウェザースタッフが一番キレイなんですけど!



撮影時、奇跡の一枚が撮れたんです……。
ジュールヴェルヌのおすすめポイントは
- フルーツ系のいい香りがする。
- 夏の暑さにも負けない。
- 秋も咲く。
- 樹勢が強すぎず、弱すぎず、低めのフェンスに誘引しやすい。
です。
ジュールヴェルヌの注意点としては
- コンパクトシュラブなので大きくなるかも(木立とコンパクトシュラブの違いが分からないまま、花の写真だけで判断して買うと、後々困るかもしれない)
- ピンク寄りのアプリコットやクリーム色で咲くこともあり、時期や花によって差があった。
がありますが、ジュールヴェルヌが私のイチオシです。
ジュールヴェルヌは家庭用のフェンスなどに誘引していくアプリコットのバラとして、誘引しやすい、香りが良いなど、利点が多くありました。



あれも、それも、これも優秀!
「アプリコットのコンパクトシュラブ」として、ジュールヴェルヌはロサオリエンティスの定番品種と言っていいんじゃないかと思いますし、
ブランドを超えて、バラ全体としてジュールヴェルヌは「アプリコットのコンパクトシュラブ」の定番品種になっていくんじゃないかと思っています。



ジュールヴェルヌはバランスがよく、「何でもできるオールラウンダー」って感じがします!
今のところ、私はジュールヴェルヌの香りがロサオリエンティスの中で一番好きです。
- 第15回 国際香りのばら新品種コンクール(2021年)銅賞
他の品種をおすすめにしなかった理由
他の品種をおすすめにしなかった理由を、以下に挙げます。



他の2品種にもいい所があるので、ふきだしで各品種のおすすめポイントも載せます!
シャンパーニュ
- 木立だが、地植えにして育てたらシュラブ樹形のようになり、横に大きくなった。
- 白っぽく咲いたり、オレンジっぽく咲いたり、花色が安定しない。


撮影日:2025年8月1日



シャンパーニュは透明感のある花の色と質感で、私の大好きなバラです。
飽きが来ないバラで、ずっと見ていられるような、「チルい」バラだと思います。
- 第16回 国際香りのばら新品種コンクール(2022年)金賞
ベンウェザースタッフ
- 切れ込み弁で、好みが分かれるかも。
- 私の育て方が悪く、データが少ない。



ベンウェザースタッフは我が家で育てているバラの中で一番樹形がキレイだと思います。
また、強くはありませんが、優し~いティーの香りがしました。
ベンウェザースタッフも大好きなバラです。
その他のバラ
エクリュ(木立)
「クリーム色のバラ」はエクリュのみなので、「エクリュ」を単独でおすすめします。


| 品種名 | 樹形 | サブブランド | 栽培年数 |
|---|---|---|---|
| エクリュ | 木立 | プログレッシオ | 新苗から育てて2年目 |
エクリュのおすすめポイントは
- とにかく花色がステキ!くすみ感がありつつも輝いて見えるようなナチュラルカラー。
- スーッとした香水のような香りだった(私は強香寄りの中香だと思います)。
- 樹勢がよく、樹形がキレイ。
エクリュの受賞歴は
- JRC新品種コンテスト(2024年)金賞、芳香賞
- 第23回 ぎふ国際ローズコンテスト(2025年)金賞
です。
エクリュの注意点としては
- 商品ラベルで「樹高が1.4m」となっており、地植えにすると大きくなりそうなところが心配。
- 私の管理が悪いのですが、水切れ、虫の食害などのアクシデント続きで、我が家でのエクリュの成長が不良でデータが少ない。
がありますが、クリーム色のバラはエクリュをおすすめしたいと思います。



派手さはないのに、惹きつけられる魅力がある「エモい」バラでした!
エクリュは、パンジーやペチュニアなど、すでに何かしらの植物を育てている方がバラに挑戦したくなったときに、ぜひ育てていただきたいバラです。
ナチュラルな花色で、他の植物に合わせやすいと思いますし、
樹高が高めなので、エクリュの足元に低めの植物を植えた時にちょうど良い高さになると思います。
色も香りもいいバラなので、1株だけバラを購入したいという方にもおすすめです。



バラを1株購入してしまったら最後、バラの魅力に取りつかれて、バラの沼から抜けられなくなるとは思いますが……。
うののさらら(木立)
茶色というか、ピンクというか、アプリコットというか、何色のバラのカテゴリーに入れれば良いか分からなかったので、「うののさらら」を単独でおすすめします。


| 品種名 | 樹形 | サブブランド | 栽培年数 |
|---|---|---|---|
| うののさらら | 木立 | プログレッシオ | 新苗から育てて1年目 |
うののさららのおすすめポイントは
- トゲがほとんどない
- 新苗から育てて1年目の秋も花付きよく咲いていた。
- 引きで見ても寄りで見てもキレイ
- 唯一無二の花色
です。
うののさららの注意点としては
- 落ち着きのある花色で、和が感じられるので、洋風のバラを求めている方は好みに合わないかもしれない。
- 新苗1年目、縦長の樹形になり少し戸惑った。
- 商品ラベルで、香りの強さは「微香」となっている。
がありますが、香り以外は短所がない品種なのではないかと思います。



香りがあまりないバラの方が花持ちがよかったり、虫が寄ってこない気がするので、私は「微香」のバラの方が好みです。
私からすると、「微香」は長所です。
花色も何とも言えないアンティークカラーと言いますか、派手過ぎず、地味すぎず、他のバラや植物にも合わせやすい花色だと思います。
うののさららに似た品種に紫式部がありますが、
うののさららの方が紫式部より、明朗、快活な印象があり、
うののさららは「をかし」、紫式部は「あわれ」な感じがしました。



紫式部の方が「わび・さび」な感じで、より和風に感じました。
うののさららはトゲがほとんどなかったので、「園芸初心者」の方にもおすすめしたいバラです。
トゲの量
あと、トゲの量は、個人的には、
(少ない←)うののさらら<<<エクリュ≒ベンウェザースタッフ≒シャンパーニュ≒ジュールヴェルヌ(→多い)
かなぁと思います。



我が家で育てているバラの中で、うののさららは紫式部と同率1位でトゲがほとんどないです。
うののさららと紫式部のトゲの少なさは異常です!バラ以外の植物かと思うくらいツルツルでした(うらやましい……)。
エクリュ、ベンウェザースタッフ、シャンパーニュ、ジュールヴェルヌは普通のトゲの量だと思います。
今のところ、エクリュ、ベンウェザースタッフは鋭角のトゲで、シャンパーニュは大きめで雄々しく、ジュールヴェルヌは刺さる感じのトゲかなと思います。
さいごに
今回取り上げた「アプリコットのバラ」3品種と「その他のバラ」2品種、全部好きですし、本当は全部おすすめしたかったです。
我が家にアプリコットのバラが増えたのは、「ゴールデンレトリバー色のバラはないかな?」と思って探すようになったからでした。
カタログだけでは分からない花色の変化や香りなど、違いが知りたくて、2024年にエクリュ、シャンパーニュ、ジュールヴェルヌ、ベンウェザースタッフを購入しました(うののさららはまた別の理由で2025年に購入)。
上記5品種を育てた結果、「どれも好き!」でした。
今思えば、弊ブログのトップページの写真は「バフビューティー」ですし、


プロフィールの背景の写真は「グルスアンアーヘン」で、


自分自身で気づいていないだけで、アプリコットのバラは潜在的に好きだったのかもしれません。
最近はロサオリエンティス プログレッシオ贔屓で、記事に大いなる偏りがありますが、
往年の名花は往年の名花の良さがあるので、バフビューティーもグルスアンアーヘンも大事にしようと思います。
今回で「2025年版 私のおすすめ!ロサオリエンティスのバラ」シリーズは終了です。



さっと書いて終わりにするはずだったのに、長くなってしまいました。
異論もあるかとは思いますが、品種選びの参考になりましたら幸いです。



まぁ、いっぱい語ったよね……。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もうすぐ4月。春の新品種発表、春の新苗販売、春の開花が楽しみですね!
では、またまた~。




