ふろりさん、ブログ見たわよ~
ありがとうございます!
でね、質問なんだけど、「新苗を育てる~」の記事で、なんでロングスリット鉢がないの?
それはですね、ブログ用に急遽ロングスリット鉢を買いに行ったら、お店に在庫がなかったんです…
ロングスリット鉢を買いに行ったけれど…
2023年、新苗購入と同時に、今までやってみたかったブログをついに始める決心をしたのですが、家にロングスリット鉢がなかったので急遽近くのホームセンターに買いに行くことにしました。
すると、ロングスリット鉢の在庫が少なくて、当初希望していた個数のロングスリット鉢を買えなかったのです。
ホームセンターのはしごをしようにも、田舎なので、はしごできるホームセンターもなく…。
普通のスリット鉢の在庫はあったので、ロングスリット鉢と普通のスリット鉢を何とか組合わせて買ってきて、2023年の新苗を育てるシリーズを撮影することにしました。
バラにはロングスリット鉢?
スリット鉢は排水性、通気性が良く、また、根がルートバンドにならないので、バラに限らず様々な植物に使われます。
特にバラに使用するときは、バラの根が下へ下へと伸びる性質があることから、高さのあるロングスリット鉢が使われます。
スリットは鉢に返しがついていないので、苗がスポっと抜けやすいのも利点です。鉢によってはデザインに返しがあり、引っかかって植え替えしにくい鉢もあります。
また、逆に、鉢を持つところには引っ掛かりがあるので、鉢を持ちやすいです。
スリット鉢はスタッキングできるので、使用していないときに場所をとりません。
バラに限らず、他の植物にも使えるのでおすすめです。
普段の我が家
普段はプラスチックの鉢、駄温鉢、テラコッタなど、家に余っている鉢を使うことも多々あります。機能性よりデザイン重視で鉢を選びたいときもありますし、家にもともとある鉢がもったいないから使うこともあります。
しかし、ブログにあげるなら、おすすめの方法で新苗を育てなきゃだ!
と思ってスリット鉢を使用しています。
新苗の鉢増し
そもそも、なぜ新苗は鉢増ししながら育てるのかといいますと、徐々に鉢を大きくしていった方が植物は成長しやすいからです。
初めから鉢が大きいとなかなか土が乾かず、最悪、根腐れを起こしてしまいます。
とはいえ、水切れ、肥料切れをおこしても植物はうまく育ちませんから、水も肥料もあげすぎず、あげなさすぎずで育てていかなければなりません。
私は
購入した新苗→6号鉢→8号鉢→10号鉢または地植え
の順に育てています。以下、私の新苗の鉢増しタイミングです。
購入した新苗は買ったらすぐに6号鉢に植え付けします(根が回っていない場合は鉢増ししません)。
6号鉢から8号鉢への植え替えは、庭のバラの一番花が終わるか、終わらないかの、ガーデニングや家庭菜園をしていて比較的ヒマになる時期にしています。
ジャガイモの収穫もしたいので、その前までには終わらせたいんです!
この頃には6号鉢に植え付けたバラもだいぶ大きくなってバランスが悪くなっています(写真 A)。さらに、根も鉢の中で十分に育って、引き抜いたときに土がポットの形のまま取れます(写真 B)。
写真 A 8号鉢に鉢増し前の6号鉢のホーム&ガーデン
写真 B 根が十分に回ったホーム&ガーデン
私の場合ですが、鉢が風で倒れやすくなってきたら、もう一回り(鉢の号数で言うと2号アップ)大きい鉢に鉢増ししたいなと思って鉢増しします。
8号鉢まで育てたら、秋の開花を楽しんで、11月中または翌年の3月に根を崩さず地植えにします(私は水やりを頻繁にしたくないので、8号鉢の後、ほとんどのバラは地植えで管理しています)。
地植えする際には、一旦、8号鉢ぐらいまで新苗を大きくしてから地植えするのがおすすめです。根に着いた土がアンカーになり重心が低くなって、グラグラしにくいので育てやすいと思います。
鉢で育てる場合は、地植えと同様に秋の開花を8号鉢で楽しんでから、11月中または翌年の3月に10号鉢に鉢増しします。私は頻繁に水やりしたくないのと、鉢が大きいと風が吹いても倒れにくいので、8号鉢のままではなく10号鉢にサイズアップして育てています(10号鉢で育てた後、地植えにする場合もあります)。
まとめ
新苗を購入してからロングスリット鉢がなかった私のようにならないように、新苗を購入する前に6号ロングスリット鉢を用意しておくのがおすすめです(8号ロングスリット鉢の鉢増しまでには猶予があるので、ひとまず6号ロングスリット鉢)。
これから鉢を買いたい、鉢を買い増ししたいという方もスリット鉢をご検討されてはいかがでしょうか?
2024年以降は私もロングスリット鉢を十分に用意して新苗を育てたいと思います。
今回はこれで終わります。では、またまた~。