「ジュールヴェルヌ」の新苗を、その年の秋に開花するまで育ててみました。
品種名 | ジュールヴェルヌ |
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ブランド | ロサオリエンティス プログレッシオ |
系統 | シュラブ S |
購入品を6号ロングスリット鉢に鉢増し
2024年4月26日の作業です。
「バラの家」さんから購入。4月25日に届きました。
つぼみはピンチ
つぼみがついていたらピンチします。
私は夏剪定が終わるまでは新苗のつぼみは取り続ける派です。
6号ロングスリット鉢に鉢増し
購入品を見ての感想は
しっかりしつつも、柔らかそうな枝ぶり。新苗の段階でシュラブっぽい……
でした。
鉢増ししたり、地植えにした後はリキダスをあげるのがおすすめです。
6号鉢に鉢増ししてから、約1か月後
この時期はまとまった樹形で育っています。つぼみがあったので、撮影前にピンチしました。
6号鉢から8号鉢に鉢増し
6号ロングスリット鉢から8号ロングスリット鉢に鉢増ししました。
鉢増し前(6号ロングスリット鉢)
鉢増し後(8号ロングスリット鉢)
鉢増しについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
夏剪定
2024年8月23日の作業です。
夏剪定は9月に入ってから行う品種が多いのですが、新しい品種を育てるときは早咲きか遅咲きかわからないので、私は、8月下旬に夏剪定をすることにしています。
夏剪定前(8号ロングスリット鉢)
夏剪定後(8号ロングスリット鉢)
夏に花を咲かせてしまったのに、花がらもカリカリになるまで放置したのに、株自体は大きく成長していました。
根元の枯れ枝の処理
根元に細い枯れ枝があったので、切り取ることにしました。
高温期に切ることで雑菌が入る心配もありますが、
1.枝が細く、切り口が小さいので雑菌が入りにくい
2.秋にもしベーサルシュートが出てきた場合、邪魔になる
という2点の理由から私は切ることにしました。
切る前
切った後
根元スッキリ!
正面から見た夏剪定後のジュールヴェルヌ
秋バラ開花
2024年10月14日
秋バラが開花しました。
縛らないと横に大きくて、写真におさまりませんでした……
香りはフルーツ香らしいフルーツ香で、
この香りが苦手っていう人はあまりいないのでは?
と思いました。
色も香りもフルーツっぽい!
2024年10月17日
さらに開花が進みました。シュラブで、新苗から育てて一年目だと、今年の秋はあまり花が咲かないかな?と思っていたのですが、花付きよく咲いてくれました。
2024年10月22日に「まだつぼみが二つあるが、『秋バラが終わった』と言っていいと思う」状態になりまました。
さいごに
秋に開花したジュールヴェルヌを見てまず思ったのは、
ボレロと合わせたら似合いそうだな
でした。
実際に合わせてみると、どちらもしっかりとした花びら、同じような花の形で、一体感があると思いました。
香りもフルーツ系の香り同士でいいんじゃないでしょうか?
また、ジュールヴェルヌはカメラで花を撮った時にキレイに写真に残せたので、
接写に向いているバラかな?
と思いました。
注意点として、夏剪定の後、8号ロングスリット鉢で育てていたのですが、鉢のサイズにしては株が大きく育って鉢ごと倒れてしまわないか心配でした。9月を過ぎてもまだまだ気温が高くて鉢増しはしたくなかったので、倒れないように二重鉢にしたりして管理しました。
同じ年に新苗から育てていたグレーフィンディアナは2024年9月25日の強風で鉢が倒れて、
根元から1本枝が折れ、つぼみがついている枝が折れ曲がってしまいました。
大きく育つバラを新苗から育てる場合は、特に夏剪定以降、鉢が倒れないように注意してください。
せっかく育ててきたバラが開花直前に折れてしまっては悲しいですから……
秋、とってもキレイな花色で咲いたので、雪囲いなどを丁寧にして、来年の春バラまで楽しみに待ちたいと思います!
今回はこれで終わります。ではまたまた~。