新苗から育てて3年目の「アルゴノーツ」の記録です。
| 品種名 | アルゴノーツ |
|---|---|
| ブランド | ロサオリエンティス プログレッシオ |
| 系統 | シュラブ S |
新苗から育てて、1年目、2年目の記事は、以下の記事をご覧ください。
冬囲いと冬剪定
2025年3月11日に雪囲いを外しつつ、冬剪定を行いました。
雪囲い

冬剪定

細い枝を切ったり、芽を減らしたり、軽く整える程度の剪定を行いました。
つぼみが上がってくる
5月の中旬ごろ、つぼみが上がってきました。
アルゴノーツのつぼみは特徴的で、つぼみが多く、ほうき状になっており、摘蕾しようか迷いましたが、今年はこのまま何もしないで咲かせてみることにしました。
お庭を見回りしていて思ったのですが、つぼみの感じが「ホーム&ガーデンに似ているなぁ」と思いました。
「アルゴノーツ」のつぼみ

「ホーム&ガーデン」のつぼみ

春に咲いたホーム&ガーデン↓

撮影日:2025年6月10日
ホーム&ガーデンもアルゴノーツと同時期に購入し、新苗から育てて3年目の株です。花数が多く、壁をピンクで覆うように咲いていました。
春バラ開花
開花期間…2025年6月1日~6月17日
咲き始め

咲き始めの段階(3分咲き頃)から、咲き始めの花の色と退色してからの花色に差があり、
ふろり色んな色で咲くなぁ
と思いました。
咲き始めは浅いカップ咲き、咲き進むとロゼット咲きで咲いていました。
満開


もうすぐ梅雨が始まるなぁと思う季節に咲く、どちらかと言えば遅咲きのアルゴノーツですが、
梅雨を飛び越えて、一足お先に夏を連れてきました!
というような咲き方で、太陽のように咲いていました。
気分が明るくなるような鮮やかな花色でした。


とにかく「派手!」でした。
派手な発色で、花数多く咲く咲いていました。こぼれるように咲いていて、



わざとイクラをこぼしてる「イクラの軍艦」みたいでした。
同時期にオルフェオ、シャンパーニュも咲いていて、華やかな庭になりました。


正直、写真右後ろのラムズイヤーとか宿根サルビアなどの西洋風のハーブ類とは、あまり合わないのではないかなぁ?と思いました。



合わせ方次第では?





宿根草がキレイに咲く時期にアルゴノーツが咲いたのですが、
アルゴノーツは夏の植物やオレンジのバラに合わせたくなるような今までのバラにはない個性的な色だと思います。
終盤
花数が多すぎて、「うなだれて」というより、「雪崩れて」咲いていました。



重たいんだよね……


我が家では自立したシュラブとして育てていますが、支柱やオベリスクなどがあった方がいいと思います。



我が家も支柱を立てて、随時、麻ひもでまとめています。



俺がね……


好みの話ではありますが、私は退色してきてからの色の方が好みです(特に写真に撮った時)。
花後剪定
2025年6月17日に花後剪定を行いました。
花後剪定前


花後剪定後


花後剪定はあまり切り詰めたくなかったので、花がら側から一番近い良い芽を残して切って、長くて弓なりに反った枝は放物線の頂点付近で切りました。
この後、私はなぜか6月27日にさらに追加で切り戻したようですが……



なぜ後日切り戻さなければならなかったのか、理由は思い出せません。すみません。
2025年7月3日、枝と枝がぶつかりそうなベーサルシュートを4、5本間引きました。新苗から育てて3年目になるのに、まだまだ樹勢が落ち着かない感じでした。
夏バラ開花
開花期間…2025年7月19日~8月9日
暑さが厳しかった今年の夏でも夏バラをキレイに咲かせていました。
しかし、夏に咲いたアルゴノーツのいい写真がなく、「ほぼほぼシャンパーニュ」の写真しかありませんでした。お許しください。


撮影日:2025年8月1日



これ、シャンパーニュの写真だよね!
春バラに比べて夏バラの花数が少なくなりましたが、かえって夏に咲いた時の花数の方が多すぎず、私的には好みでした。



好みなのに……写真、撮ってないんだ……



今年の夏はホントに暑くて、疲れてたんでしょう……雨も降らないし……
夏、隣に植えていたシャンパーニュと一緒に咲いていたのですが、アルゴノーツがベリー系のシャーベット、シャンパーニュがレモンのシャーベットのような色で咲いていて、暑い夏にぴったりの花色だと思いました。
あと、夏に咲くアルゴノーツの花の形はキク科っぽい感じがしました。
花色濃いめのアルゴノーツ


花色薄めのアルゴノーツ


夏剪定
夏剪定を2025年9月6日に行いました。


撮影日:2025年9月6日



剪定前の写真はありません。ごめんなさい。
昨年、晩秋に数輪咲いたアルゴノーツの色がザクロみたいで、妖艶で、とっても好みだったので、今年はザクロ色のアルゴノーツを目指して、9月6日に剪定しました。


しかし、夏剪定が遅かったようで、ザクロ色のアルゴノーツはおろか、秋バラ自体、ほとんど咲きませんでした。



残念!
秋に数輪咲いたアルゴノーツの内の一輪↓


ここ3年間の開花時期を以下の表にまとめてみました。
| 1番花 | 2番花 | 夏剪定 | 3番花 | |
|---|---|---|---|---|
| 新苗1年目 | 咲かせない | 咲かせない | 8月27日 | 11月上旬 |
| 新苗2年目 | 6月下旬 | 7月22日~ | なし | 9月下旬 ※1 |
| 新苗3年目 | 6月1日~6月17日 | 7月19日~8月9日 | 9月6日 | 11月上旬 ※2 |
※1 新苗2年目のアルゴノーツは3番花が9月下旬に咲いた後、11月中旬に4番花(上述したザクロ色の花、数輪)が咲いていました。
※2 数輪しか咲かず。
新苗1年目の夏剪定実施日から開花までの期間が長かったこと、新苗2年目に夏剪定無しで育てて3番花が開花したことなどを考えると、私の住んでいる地域では、アルゴノーツは夏剪定無しで咲かせた方がよさそうです。
来年は夏剪定無しでアルゴノーツを育ててみたいと思います。
さいごに
アルゴノーツは「ぎふ国際ローズコンテスト」第22回(2024年)シュラブで金賞、「公益財団法人日本ばら会 国際新花コンクール(JRC新品種コンテスト)」(2024年)第4部(クライム、シュラブ)で金賞を受賞されています。



金賞受賞、おめでとうございます!
受賞歴のあるバラということで、興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?
私はといいますと、コンテスト受賞前に新苗を購入しており、アルゴノーツのカタログやラベルの写真がステキで、花の色と形にひかれてこのバラを購入しました。(下の写真です↓)
しかし、育ててみると、様々な花色と形の花が咲き、私が納得できるラベルのような花が咲くことはありませんでした。



ラベルのようなアルゴノーツの花を目指して、試行錯誤中です!
新苗から育てて3年目の感想ですが、一株の中でも開花ステージで花色が変わり、また、春は花数が多くド派手に、夏は花数も色も落ち着いて咲いていて、季節によってもだいぶ花の色や形が変わるようでした。
春も夏も個性的な花色なので、合わせるバラに悩みました。今のところ、ロビン、ライフ、シルクロードの近くに植えていますが、一番相性が良いのはシャンパーニュだと思っています。





オルフェオもアルゴノーツに似合っていたのですが、生育が悪かったので、オルフェオには移動してもらいました。オルフェオは樹勢が弱いのに、私が強く剪定しがちなうえ、土づくりが甘かったようです。オルフェオの跡地にはライフを植えました。
アルゴノーツの隣にシャンパーニュがお似合いだったので、アルゴノーツを買うなら、もしくは、もうお家にアルゴノーツがあるなら、シャンパーニュを合わせてみるのはいかがでしょうか?
アルゴノーツもシャンパーニュもドーム状になる樹形なので、地植えの場合は場所は取ってしまうと思いますが、土地に余裕がある方はご検討してみてはいかがでしょうか?
この記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回はシャンパーニュの記事を書きたいと思います。
今回はこれで終わります。では、またまた~。


